【2026年最新】マイサイトワンデーの費用総額は?保険適用と自己負担額を視能訓練士がガチ試算

三年間の総額は?マイサイトワンデーガチ試算してみた

3歳児健診や学校の視力検査で「近視」の傾向があると言われると、親御さんが真っ先に調べるのが「近視進行抑制」ではないでしょうか。

その中でも、世界的に効果が認められているマイサイトワンデーは非常に魅力的ですが、ネットで調べると「年間10万円以上」「全額自費」といった言葉が並び、足が止まってしまう方も少なくありません。

「効果があるならやらせてあげたい。でも、家計への負担も正直怖い……」

そんな不安を解消するために、2026年から始まった最新の保険運用を踏まえた「リアルな総額」を、現役の視能訓練士がガチで試算しました。この記事を読めば、3年後までの出費のイメージが100%固まりますよ。

関連記事:【そもそもマイサイトワンデーってなに?】


目次

1. マイサイトワンデー費用の内訳(基本の仕組み)

視能訓練士が試算したマイサイトワンデー3年間の費用内訳図解。円グラフを用いて、費用の大部分を占める「レンズ代(約36万円・全額自己負担)」と、2026年から保険適用対象となる「検査・診察料(1年目約1.5万円、2年目以降約8千円)」の比率を可視化。3年間の自己負担総額は約39万円になることを、キャラクターの視能訓練士めとりが解説している。

マイサイトワンデーの費用は、大きく分けて「レンズ代」「検査・診察料」の2つで構成されています。

① レンズ代(全額自己負担)

マイサイトワンデーはコンタクトレンズそのものが「特殊な治療機器」扱いのため、レンズ代は全額自己負担です。

  • 相場: 両眼1ヶ月分で 10,000円〜12,000円程度
  • 年間にすると、レンズ代だけで 約12万〜14万円 になります。

② 検査・診察料(ここが2026年のポイント!)

これまでは検査代もすべて自費でしたが、2026年の制度改定により、一定の条件を満たせば診察や検査の一部に保険が適用されるようになりました。

※ただし、レンズ代と診察代を同時に扱う「混合診療」のルールには注意が必要です。


2. 【2026年版】保険適用で自己負担はどう変わる?

2026年以前は、マイサイトの診察は「1回5,000円」などの自費設定が一般的でした。

現在の運用では、定期検診における「診察料」や「視力検査料」に保険が適用できるようになっています。

【注意!】自治体の助成制度について

お住まいの地域の「子ども医療費助成(窓口負担0円〜500円など)」は、この保険適用部分の診察料に対して有効です。レンズ代(自費分)には使えませんが、年間の診察代が数千円単位に抑えられるのは大きなメリットです。

関連記事:【マイサイトワンデーって保険適応されるの?】


3. 【決定版】3年間の総費用シミュレーション

では、結局いくら用意すればいいのでしょうか?一般的な眼科でのケースを想定して試算しました。

期間レンズ代(両眼)診察・検査代(※)年間合計(目安)
1年目(導入期)120,000円約15,000円約135,000円
2年目(安定期)120,000円約8,000円約128,000円
3年目(継続期)120,000円約8,000円約128,000円
3年総額360,000円31,000円計 391,000円

※診察・検査代は、3割負担かつ自治体の助成を考慮しない場合の概算です。助成がある地域では、診察代の部分がさらに安くなります。

【ここがポイント!】実は「普通のコンタクト代+α」で始められる?

3年総額を聞くと驚いてしまうかもしれませんが、もしお子さんがすでに普通の1日使い捨て(ワンデー)コンタクトを使用している場合、月々のレンズ代は5,000円〜7,000円ほどかかっているはずです。

つまり、マイサイトワンデーに変えることで増える実質的な負担は、「いつものコンタクト代 + 月々数千円のプラスアルファ」というイメージです。そう考えると、一生の視力を守るための投資として、ぐっと現実的な数字に見えてきませんか?

視能訓練士のめとりが解説する、マイサイトワンデー治療費用の実質負担に関する図解。左側に『普通のコンタクト代(例:月額5,000円想定)』を示し、右側の『マイサイトワンデー月額総費用(例:月額1万円台〜)』を、既存の費用相当部分の上に『+α』の追加負担(例:月々数千円想定)が積み上がった棒グラフで比較。実質的な追加負担は+α(実質的な追加負担はここだけ!)のみであることを強調し、『月々数千円で一生の視力を守るチャンスだよ。安心してお任せください』と伝えている。

4. 知らなきゃ損!費用負担を軽くする「医療費控除」

「年間10万円超えはキツイ……」と感じた方に、ぜひ活用してほしいのが医療費控除です。

マイサイトワンデーは「近視の進行を抑制し、視機能を維持する目的」での装用となるため、医師が必要と認めた場合、購入費用が医療費控除の対象になります。

  • 還付の目安: 世帯所得によりますが、年間で数千円〜数万円が戻ってくる可能性があります。
  • ポイント: 眼科で発行される領収書だけでなく、「近視抑制のための装用である」という一言が添えられた書類を保管しておきましょう。

5. まとめ:これは「出費」ではなく「一生の視力への投資」

3年で約40万円。数字だけ見ると大きな金額です。

しかし、視能訓練士として日々患者さんと接している立場からお伝えしたいことがあります。

近視が進んで「強度近視」になってしまうと、将来的に緑内障や網膜剥離のリスクが数倍〜数十倍に跳ね上がります。大人になってからそれらの治療にかかる費用や、見えにくい不自由さを考えれば、今この瞬間の対策は、お子さんへの「最高のプレゼント」になると私は信じています。

眼トリさん

まずは、精密検査を受けた眼科で「うちの子の場合、マイサイトワンデーは適応ですか?」と気軽に相談してみてくださいね。

ORTからのワンポイントアドバイス

「いきなり40万はちょっと……」という場合は、まずは月数千円で始められる**低濃度アトロピン(目薬)**からスタートするのも手です。

お子さんの年齢や進行度に合わせて、最適な「家計に優しい対策」を一緒に見つけていきましょう!

関連記事:【低濃度アトロピン(リジュセアミニ)による近視進行抑制について解説しています】

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