「眼科って、思ったより時間がかかるなぁ…」
初めて受診した方や、検査が多かった日に
こんなふうに感じたことはありませんか?
実際、眼科では
視力検査・眼圧検査・眼底検査・散瞳検査など、
その人の症状に合わせて複数の検査を行うことが多く、
日によって所要時間が大きく変わります。
この記事では、
眼科の検査が多い日はどれくらい時間がかかるのかをテーマに、
- 初診と再診の違い
- 散瞳検査がある場合の目安時間
- 時間が長くなる理由と、事前にできる対策
を、現場をよく知る視能訓練士の視点でわかりやすく解説します。
関連記事:【そもそも眼科に受診したほうがいいのか迷っている方へ】

目安時間|検査内容ごとの所要時間

一般的な受診(視力・眼圧・診察のみ)
- 視力検査
- 眼圧検査
- 医師の診察
👉 30〜60分程度が目安
(混雑状況によって前後します)
検査が少し多い日(眼底検査・OCTなど)
- 視力・眼圧
- 眼底検査(散瞳なし)
- OCT検査
- 診察
👉 45~75分程度
(混雑状況によって前後します)
眼トリさん「今日はしっかり調べておきましょう」という日は
このくらいを想定しておくと安心です。
散瞳検査がある日(要注意)
- 視力・眼圧
- 散瞳薬の点眼
- 瞳孔が開くまでの待ち時間(15~30分)
- 眼底検査
- 診察
👉1時間半~2時間程度かかることも
関連記事:【眼科で行う検査をわかりやすく解説しています。】
なぜ散瞳検査は時間がかかるの?


散瞳検査では、
瞳を広げる目薬を使って
目の奥(網膜・視神経)を詳しく調べます。
散瞳検査の流れ
通常の視力や眼圧などの検査に加えて、
- 散瞳薬を点眼
- 瞳が十分に開くまで 20~30分待機
- 眼底検査
- 診察
さらに、
- 子ども
- 初めての散瞳
- 瞳が開きにくい体質
の場合は、追加で待ち時間が出ることもあります。
関連記事:【散瞳して行う眼底検査の注意点などまとめています。】


初診と再診で、時間はどう違う?


初診の場合
- 患者さんの基本情報(氏名・住所など)の登録
- 問診が必要
- 検査項目が多くなりやすい
👉 時間は長めになりがち



特に「原因をしっかり調べたい症状」の場合は、
初回で複数検査を行うことがよくあります。
再診の場合
- 経過確認が中心
- 検査内容が絞られる
- 前回の検査結果を参考に進められる
👉 比較的短時間で終わることが多い



ただし、状態が変わったときは再度検査が増えることもあります。
眼科の滞在時間が長くなる“よくある理由”


眼科で時間がかかるのは、
決して「段取りが悪い」からではありません。
よくある理由
- 一人ひとり検査内容が違う
- 検査結果を見て追加検査が入る
- 初診の場合、散瞳しても大丈夫なのか一度確認が必要
- 高齢の方・子どもは検査に時間がかかる
- 散瞳後は安全面を考慮して慎重に進める



「その人に必要な検査を優先している」結果
と考えてもらえると安心です。
受診前にできる「時間対策」


少しの工夫で、
受診のストレスはかなり減らせます。
① 時間に余裕のある日を選ぶ
- 初診
- 散瞳が予想される
- 見え方の変化が強い
こうした日は、
半日あけておくくらいの気持ちがおすすめです。
② 受付で予定を伝えておく
「このあと予定があって…」
と受付で伝えると、
- どれくらいかかりそうか
- 散瞳を別日にできるか
を教えてもらえることがあります。



車で病院に来院していたり、予定がある場合
散瞳してからだと取り返しがつかなくなるため要注意!!
③ 散瞳がある日は運転を控える
散瞳後は
- まぶしい
- ピントが合いにくい
ため、車や自転車の運転は3~5時間程度NGです。



送迎・公共交通機関を想定しておきましょう。
「今日は検査が多い」と言われたらどう考える?


不安になる言葉ですが、
これは多くの場合、
- 見逃したくない所見がある
- 念のため詳しく確認したい
という前向きな理由です。
早めにしっかり調べることで、
- 病気の早期発見
- 不要な心配の解消
につながることも少なくありません。
まとめ|検査が多い日は“時間に余裕”が安心
- 眼科の所要時間は検査内容で大きく変わる
- 散瞳がある日は 2〜3時間かかることも
- 初診・精密検査の日は余裕を持つのがベスト
「思ったより時間がかかった…」
と後悔しないためにも、
事前に目安を知っておくことが大切です。
時間の不安が減るだけで、
眼科受診はずっとラクになりますよ。
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